室内練習場でも集合写真を撮影｡今度は肩を組んで同期の結束?をアピールしました｡少しずつ慣れてきたかな､という雰囲気でしたが､まだまだぎこちない様子の選手も･･････｡一軍で活躍して､ヒーローインタビューでは満面の笑みを見せてください!

　鍬原投手ら3選手は､ブルペンも見学｡プロの練習環境を目の当たりにして､｢おそるおそる｣といった感じで緊張していました｡鍬原投手は｢ブルペンが六つ並んでいるのは初めて見た｡一日中野球ができる環境はすごい｣と驚いていました｡

　ジャイアンツ球場の強烈な西日がカメラマンたちを困らせる中､記念撮影に移ります｡真ん中で投球のポーズをとっているのがドラフト1位の鍬原拓也投手(中大)です｡ドラフト指名された選手たちは､この日が初めての顔合わせ｡ちょっと緊張気味です｡

　10月のドラフト会議と育成ドラフト会議で指名された16選手がジャイアンツ球場を見学しました｡グラウンドの形が東京ドームに似ていることや､この球場特有の風向きなどについて球団職員の説明を受けていました。それにしてもきょうは西日がまぶしい!

　巨人の支配下、育成の新人１６選手が２１日、ジャイアンツ寮とジャイアンツ球場を見学した。ドラフト１位の中大・鍬原（くわはら）拓也投手（２１）は、寮の自室を“出世部屋”にする決意を口にした。寮には松井秀喜、坂本勇人らが使用した「４１０号室」など出世部屋が存在するが、「どこでも良いです。自分が出世すればその部屋が出世部屋になると思う」と宣言。かつて、同様の発言をした中大の大先輩・阿部慎之助内野手（３８）に続くつもりだ。
　充実したプロの環境を目の当たりにして、鍬原の胸は熱くなった。練習場が完備された寮や、投手が同時に６人投げられるＧ球場の室内ブルペンなど、豪華設備を見学。「改めてすごい球団に行くんだなと。ブルペンが６個並んでいる環境は初めて。どこで投げようかな、と思いました」と、自身が投げ込む姿を想像した。

　来年１月上旬から暮らす寮には松井、坂本勇が使用した「４１０号室」や、内海、木佐貫、岡本が使用の「３０８号室」など出世部屋があり、例年、ドラ１に用意されることが多い。それでも鍬原は「自分が出世すればその部屋が出世部屋になると思う。そういう選手になれればいいし、そこに向けてやらないといけない」と、出世部屋作りを宣言した。
　過去には、００年の施設見学で、当時のドラフト１位、中大・阿部が「どこの部屋をもらっても、自分が活躍して出世部屋を作ればいいと思っていますから」と宣言。「３１４号室」で暮らし、２０００安打を達成するなど、有言実行している。鍬原も、中大の先輩と同じ道を歩む。
　ストイックな姿勢は大学時代から貫いている。「気を取られて得ることがない」と、ＳＮＳは去年のうちにやめた。最高２７８スコアを出すほど好きなボウリングも、肩や肘の影響を考え大学２年に断った。全てはプロで大成するためだ。
　Ｇ球場見学を終えると、１月から始まる新人合同自主トレに目を向けた。「まずは１軍定着が目標。上に上がれるように、ここで準備していけたら」。壮大な野望を胸に抱いてプロの世界に飛び込む。

　巨人に新入団する支配下、育成全１６選手が２２日、東京・文京区の野球殿堂博物館を見学した。展示されている殿堂入りした巨人ＯＢの長嶋茂雄、王貞治、金田正一の偉業をたたえるレリーフや、歴代の日本代表のユニホームなどを見て回った。
　ドラフト１位の中大・鍬原拓也投手（２１）は見学を終え「プロ野球の歴史を一から知ることができました」と充実した表情で振り返った。

　殿堂入りしたレジェンドたちのレリーフに囲まれて､全員で記念撮影｡将来､この博物館の展示に名前が刻まれるような大選手になってください!

　若きG戦士たちの目を引いていた展示が､2006､09年にWBCを連覇した時のトロフィーや､当時の侍ジャパンのユニホームです｡ドラフト1位の鍬原拓也投手(中大)は｢小学生の頃テレビで見ていた人たちの本物｡(当時活躍した)ダルビッシュ投手に近づきたい｣と感激していました｡

　昨年活躍した12球団の選手のグッズを集めた展示｡ジャイアンツのコーナーでは坂本選手のユニホームなどが紹介されています｡案内役の職員から｢ぜひ次はみなさんも｣と期待をかけられ､選手たちは目を輝かせていました｡