045 その頃、俺は俺で辛いことがあって人生行き詰まって自殺を考えたりしてたんだ。 そんな時に小次郎が死んでしまって、しかも最後を見とることが出来なくて後悔してる。 小次郎の死の知らせの晩、俺は小次郎の夢を見た。 小次郎が元気そうに生きている。なんだよ生きてんじゃんかよ。俺は嬉しすぎて小次郎の頬っぺたに俺の顔を擦り付けた。 なんだ俺は嘘をつかれてたのかって思った瞬間目を覚ました。 夢だったのかって思った。 そして小次郎の葬儀で俺は小次郎の亡骸を見ることが出来なかった。 俺は車で待機していた。 そして火葬の時間になった時、妹が小次郎の亡骸を抱えて連れてきた。 そして俺はようやく本当に小次郎が死んだんだってわかって、体に力が入らなくなり、涙が溢れて止まらなかった。 ごめんよ小次郎。側に居られなくてごめんよ。 そしてたくさん思い出をありがとう。 お前が頑張ったように、俺も頑張ってみるよ。 匿名さん2017/03/20 03:381