204 >>202 ドードーはかつてモーリシャス島に生息していた鳥です。 ドードーは速く走ることも飛ぶこともできませんでした。 なぜならずっと天敵らしい天敵もいない環境下で平和に暮らしていたからです。それ故に、速く走ったり飛んだりできないだけでなく、警戒心が薄く卵を平地の目立つ場所に産む習性までありました。 そんなドードーの平和な暮らしはヨーロッパ人が島にやってきたことで終わりをつげます。ヨーロッパ人はドードーを食用にするために大量に狩り続けました。またヨーロッパ人が島に連れ込んだ犬や猫、鼠などの外来種によってドードーの卵は食べられてしまうことがよくありました。 そうしているうちにドードーは絶滅してしまいました。 存在が報告されてから約80年での出来事でした。 1681年に目撃されたのが最後の目撃例でした。 人間による乱獲そして運び込まれた外来種の影響によって絶滅まで追い込まれた悲劇の鳥ドードーのお話でした。 因みに1865年に発行された不思議の国のアリスにドードーは登場します。作者はどういう意図で童話に絶滅種であるドードーを登場させたのでしょうか? 匿名さん2022/05/05 01:15