175 13年のWBCでは1、5、6番がいずれも2試合ずつ。2番はシーズンでも13年が最後となる打順だが、指揮官は適性を見抜いていた。「(今季は)ランナー一塁での打率が3割5分あって、併殺は5つ。競った場面ではバントもできるということで坂本にした。打順的には本番でもあり得るオーダーのつもりです」 小久保監督が話す通り、今季、坂本は走者を一塁に置いて65打数23安打の打率3割5分4厘、3本塁打、7打点と打ちまくった。本人も「ゲッツーはもともと少ないです」と言うようにプロ9年間で、併殺打は43。シーズン最多216安打を放った秋山が1番で作ったチャンスを、バントに限らない多様なパターンで拡大し、強力クリーンアップにつなげる。時には自分で走者をかえす。憧れる元ヤンキース・ジーターのように、強打の2番としての役割を託された。 小久保ジャパンの初陣を控え、練習前のミーティングでは、8日の1次ラウンド初戦で激突する韓国の救援陣の特徴などを研究した。「勝つことだけを考えて、精いっぱいやっていきたい」と勇人。勝負強さに小技も兼ね備えるバットマンが、世界一への道筋を切り開く。 匿名さん2015/11/11 20:30
176 柔らかいバットコントロールを取り戻した坂本に、もう怖いものはなかった。7回1死。バットをしならせながら外角のカーブを拾い、中前にはじき返した。強化試合2戦7打席目での“侍初ヒット”。「開幕前に1本出て良かったです」。9回先頭では、サヨナラを呼び込む左前安打。“マルチ締め”で8日の韓国戦に最高の弾みをつけた。 5日の同カードでは2番に抜てきされたが、4打数無安打2三振。一夜明け、「昨日は何もしていないです」と球場入りしたが、すぐに視界が開けた。練習中、打撃のズレに気が付いていた稲葉打撃コーチに呼び止められた。 匿名さん2015/11/12 08:40
180 身ぶり手ぶりの指導だった。構えたときのグリップの位置を下げ、余裕を持ってテイクバックするように微調整。小久保監督は「レギュラーで使う選手と決めているので安堵(あんど)した」と勇人の復調に目を細めた。 匿名さん2015/11/12 08:43
181 日本と台湾で初開催される国際野球大会「プレミア12」が8日、日本・韓国戦(札幌D)で開幕する。侍ジャパンは7日、合宿地の福岡から札幌入りし、日本ハムの室内練習場で最終調整を行った。スポーツ報知では、二遊間を組む巨人・坂本勇人遊撃手(26)とヤクルト・山田哲人二塁手(23)のスペシャル対談を行い、今大会に加え17年のWBC、20年東京五輪と、国際大会3連覇を誓った。 韓国との開幕戦を目前に控え、2人の表情は引き締まった。13年WBCの正遊撃手を務めた坂本と、今季トリプルスリーを達成した山田の初対談。初めてトップチームで国際大会に挑む後輩は、先輩の体験談に聞き入った。 匿名さん2015/11/12 09:10
182 前回のWBCで『こんなにプレッシャーがかかるんだな』と思った。たぶん、WBCの本戦は哲人が想像しているよりすごく緊張する。クライマックスとか開幕戦とかとはまた全然違う。やばいで。足、震えるで。守備のときとかメチャクチャ怖い 坂本勇人2015/11/12 09:10
184 東京Dでは9割の人が日本を応援していた。シーズン中のお客さんの数は(ホーム)7対(アウェー)3くらいでしょ。スタンドのほぼすべてが日本を応援するわけだから。自分は緊張しないタイプだけどそれでもメチャクチャ緊張した。それだけ日本代表の重みを感じられると思うから、そういう経験をしてほしいと思う 坂本勇人2015/11/12 09:12