047 動き出した政局の秋、岸田首相の苦悩続く? 頼りは600万票超、公明党の組織票 支持母体の創価学会選挙モード≠ノ 安積明子 2023.10/4 15:30 第212回臨時国会の召集日が10月20日に固まり、秋の政局が動き出した。岸田文雄首相は9月25日、経済対策を取りまとめ、補正予算編成に入ることを表明した。 その柱は、次の5つだ。 1.足元の急激な物価高から国民の生活を守る 2.地方、中堅・中小企業を含めた持続的な賃上げ、所得向上と地方の成長の実現 3.成長力の強化・高度化に資する国内投資の促進 4.人口減少を乗り越え、変化を力にする社会改革の起動と推進 5.国土強靱化、防災・減災など、国民の安心・安全の確保―。 さらに、国民の受けを狙ってか、「税収増を国民に還元する」と減税&針まで打ち出した。永田町は「岸田首相は衆院を解散するのではないか」と戦々恐々だ。 公明党の山口那津男代表は同29日、与党党首会談を終えた後、「岸田首相が決断したときには、与党として対応できるよう準備は進めておきたい」と記者団に語った。 匿名さん2023/10/04 23:054
048 >>47 山口氏は6月に解散風≠ェ吹き荒れた際は反対した。一転して早期解散に前向きの姿勢を示したわけだが、それには理由がある。来年の年明け以降、公明党が重視する選挙が相次ぐ。来年夏の都知事選に続き、再来年に参院選、都議選が控えているのだ。 公明党は都知事選で、「非自民」の小池百合子知事を推す方針だ。先月、公明党荒川総支部が主催するセミナーでは、新設された東京29区に出馬予定の岡本三成衆院議員を囲み、山口氏と小池氏が壇上に上がり、3人で手をつないで緊密さをアピールした。 公明党は都議会を重視している。前身の政治団体「公明政治連盟」が1963年、都議会に進出したのは「政治の原点」ともいえる。国勢進出よりも歴史が古く、最重要選挙の一つに位置付けられるのだ。 大選挙≠ェ重なれば、選挙運動の負担が極めて重い。高齢化が進むとされる公明党としては極力避けたいはずだ。支持母体である創価学会は現在、選挙モード≠ノ入っているという。 匿名さん2023/10/04 23:262
049 >>47 関係者は筆者に次のように明かした。 「例年なら、秋口から選挙活動は一時停止し、11月18日の創価学会創立記念日の準備に入る。だが、今年はその『指示』が来ていない」 岸田首相が内閣改造・党役員人事で期待した支持率アップは当てが外れた。国民民主党の元参院議員、矢田稚子氏を首相補佐官に起用し、同党を飲み込む呼び水にする狙いも、いまいち当たらなかったようだ。 やはり、頼りは600万票超の組織票≠持つという公明党か。岸田首相は、悩ましい秋を過ごすことになりそうだ。 匿名さん2023/10/04 23:50
090 >>86 なぜそれほど前向きなのか。公明党関係者が言う。 >>29>>47 「公明党と支持母体の創価学会は4月の統一地方選が終わった後、7月から10〜11月の解散総選挙を視野に本格的な総選挙準備を進めてきた。いったん総選挙シフトを敷いた以上、解散先送りは組織的にもたないという事情がある。苦戦は覚悟の上だが、岸田首相が減税を掲げるなら戦えると判断している」 岸田首相と公明党は、有権者に「減税」の餌を撒くことで苦戦を挽回しようという思惑で一致し、減税解散でガッチリ手を握ったことがわかる。 そうなると経済対策の中身もなりふり構っていない。首相は閣議に先立って経済対策の柱を表明した9月25日の会見で、パート勤務などで一定の収入を超えると手取りが減る「年収106万円の壁」支援のために労働者1人当たり最大50万円を支給する助成金の創設を発表し、「来月から実施してまいります」と表明した。 匿名さん2023/10/09 10:02
242 >>94>>47 迫られる解散・総選挙への決断 衆院長崎4区で勝利、岸田首相を「2敗」の悪夢から救った公明党 安積明子 2023.10/25 06:30 岸田文雄首相は「ホッと一息」ということだろうか。22日に投開票された衆参2補選で、自民党は参院高知・徳島選挙区で惨敗したものの、衆院長崎4区では勝利したからだ。選挙終盤戦には「自民党の2敗」すらささやかれた。そうなれば衆院解散・総選挙はおろか、来年秋の総裁選を待たずに「岸田降ろし」が吹き荒れるかもしれなかった。 長崎4区で、5月に亡くなった北村誠吾元地方創生担当相は、総裁派閥の宏池会に所属していた。今回の補選に出馬した金子容三氏の祖父、岩三氏や、父の原二郎氏も宏池会の重鎮だった。 北村氏と原二郎氏は、昨年2月の県知事選や小選挙区定数の「10増10減」を反映した長崎新3区の後継者をめぐって争った。その結果、新3区の支部長に就任した金子氏が4区補選に出馬したため、その亀裂が補選にも影を落とすことになった。 金子氏が敗れたら岸田首相のガバナンス能力が問われることになったかもしれないが、とりあえず、それを回避できた意味は小さくない。 匿名さん2023/10/30 12:421