801 感染傾向把握し対策強化 党プロジェクトチーム初会合、下水疫学調査活用で 2023年8月31日 公明党下水サーベイランス(疫学調査)推進プロジェクトチーム(PT、座長=塩田博昭参院議員)は30日、参院議員会館で初会合を開き、下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランスの活用を巡り、政府から実証事業の報告を受けるとともに、関係者から話を聴き、意見交換した。 同調査では、下水処理場に入る水などを検査し、感染者らが排出したウイルスを検出。新型コロナに限らず、新たなウイルスも含めて感染の傾向を把握でき、その後の適切な対策につなげられるとされる。 北海道大学の北島正章准教授は、世界最高レベルの検出感度を誇る技術を開発したと強調。国際線航空機の排水を検査し、国内への病原体流入を監視するシステムの開発などに取り組む状況を語った。日本下水サーベイランス協会の小林博幸副会長は、社会実装に向けた取り組みを求めた。 塩田座長は、下水サーベイランスの普及に向けて政府に働き掛けを行う意向を示した。 匿名さん2023/09/03 11:46