612 >>611 連合芳野会長、政権との距離感で苦悩 9/28(木) 22:11 政府・与党との距離感を巡り、連合が苦悩を深めている。岸田文雄政権が秋波を送り続ける状況に、立憲民主、国民民主両党を支持してきた連合の組織内に「動揺」(芳野友子会長)が生じているからだ。 連合は28日の中央執行委員会で、傘下の産業別労働組合(産別)の一つ、電機連合出身の矢田稚子氏が首相補佐官に起用されたことを受け、異例の「見解」をまとめた。 矢田氏起用を巡っては、自民、公明両党に国民民主を加える連立政権の布石との観測も根強い。見解は、矢田氏が電機連合と所属していた国民民主の役職をともに退任した後に就任要請を受けたと指摘し、連合が「政権交代可能な二大政党的体制」を目指していると明記した。「毅然とした態度で政府に対応していく」との文言も盛り込んだ。 連合の清水秀行事務局長によると、矢田氏の起用に関し、地方組織などから「経過を知りたい」「連合は関わっているのか」などの声が寄せられたため、公式見解を出すことにしたという。 匿名さん2023/09/29 15:198
613 >>612 芳野氏は執行委後の記者会見で「国民民主の連立入りはあり得ない」と重ねて主張した。また、国民民主系の4つの産別と意見交換を重ねたとして「産別も連合と同じ考え方を持っている」と述べた。「連合が(政権に)近づいているかのような報道があるが、全く連合としては変わらない態度だ」とも強調した。 首相の定期大会への招待に関しては「これまで政府代表ということで首相宛てに案内を出している」と説明し、政権への過度な接近という見方を否定した。 10月5、6両日の定期大会では、芳野氏の会長続投が決まる見通しだ。対抗馬が現れなかったのは、今年の春闘で️⭕️約30年ぶりとなる高水準の賃上げを達成した芳野氏の手腕が評価された結果ともいえる。 ただ、賃上げなどをさらに進めるには、政権側と円滑に対話できる環境も欠かせない。自民党と対峙してきた連合の組織をまとめつつ、政権との良好な関係を構築する─。次期衆院選が迫る中、相反する命題が芳野氏にのしかかっている。 匿名さん2023/09/30 00:23
650 >>612 国民民主・玉木氏「連合内で政策整理が必要」 立民と国民民主の両代表が定期大会に出席、泉氏「二大政党作る」 2023年10月5日 15:00 立憲民主党の泉健太代表と国民民主党の玉木雄一郎代表は5日、連合が都内で開いた定期大会に出席した。 泉氏は「連合が目指す二大政党的な緊張感のある政治を作り出さなければならない」とあいさつした。玉木氏は大会後、国会内で記者団に「連合内で⭕政策が割れているため政党が分かれている。整理が必要だ」と訴えた。 産業別の労働組合で構成する連合は立民と国民民主を支援している。旧民主党勢力が主に2つの党になり、支援が割れている。 原子力発電所の再稼働を進めるべきだとの国民民主の立場に対し、立民は慎重姿勢をとる。安全保障政策や憲法改正への考えも異なる。2党を支援する産別労組の主張に差があることが背景にある。 泉氏は大会後、都内で記者団に「(国民民主や連合と)より強い連携をしなければならない。働く人の声を一手に集めて1本の矢にして届ける必要がある」と指摘した。 匿名さん2023/10/05 21:342
652 >>612 立憲との溝深い国民民主 連合は「2大政党」訴えるも冷ややか 安部志帆子 2023/10/5 19:24 連合は5日、東京都内で定期大会を開催し、岸田文雄首相が自民党政権の首相として16年ぶりに出席した。定期大会には、連合の支援を受ける立憲民主党の泉健太代表と国民民主党の玉木雄一郎代表も出席し、連合との連携をアピールした。だが、岸田政権との対決色を崩さない立民と、政府・与党との協力も辞さないとする国民の溝は深く、連合が呼びかける両党の結集は前途多難だ。 連合内部では、傘下の産業別労働組合(産別)ごとに支持が立憲と国民民主に分かれている。連合の芳野友子会長は大会あいさつで「支持政党が分かれ、組織一丸となって闘う体制を構築できず、忸怩(じくじ)たる思いだ」と語り、改めて「️⭕️2大政党的体制の一翼を担う政治勢力の結集」を目指すとした。 匿名さん2023/10/05 22:161
653 >>612 国民・玉木氏「首相には具体策がない」連合大会発言詳報 2023/10/5 15:27 国民民主党の玉木雄一郎代表は5日、連合が東京都内のホテルで開いた定期大会に出席した。玉木氏はあいさつで、岸田文雄首相が掲げる経済政策に対し「方向性として正しい」との評価を示しつつ、「具体策がない」と批判した。党独自の経済対策をまとめ、週内にも政府に提言する考えを示した。発言の詳報は次の通り。 ◇ 連合の定期大会の開催、誠におめでとうございます。さきほどから岸田文雄首相も、そして立憲民主党の泉健太代表もおっしゃっている通り、持続的賃上げ、このことに全力を傾けていかなければいけないと思っています。 連合の芳野友子会長が昨年以来「新たなステージ」という言葉をよくお使いになっていると私は思っているんですが、私もこれが大切だと思っています。 首相からも、くしくも「30年ぶりの新しい経済」「新しいステージに移行できるかどうか」「新しいチャンスにしていこう」という話がありましたが、本当にやってもらいたいと思います。 匿名さん2023/10/05 22:354
654 >>653>>612 この30年間の実質賃金低下のトレンドを変えられるかどうか。日本の今後を決める大きな岐路に立っていると思っています。その中で、連合の、労働組合の果たす役割は極めて大きいと私は思っています。 米国の財務省がリポートを出しました。「労働組合がある場合は賃金が10%から15%増える」と、そういう具体的な報告が出ましたし、「労働組合の組織率が上がれば上がるほど社会の格差が縮まっていく」と。 私は日本でも同じだと思っています。「新しいステージ」に移行するにあたって、連合そして労働組合の皆さんの果たす役割は極めて重要だと思っておりますので、ぜひ組織の拡大も含めて、ますます発展されることをご祈念申し上げたい。そしてまたご期待を申し上げたいと思います。 その上で、われわれ政治の役割も極めて重要だと思っています。30年間、給料が上がらない、賃金の上がらない社会・経済を作ってきた。その大きな責任はわれわれにもあると思っています。もちろん、労使の関係、極めて賃金の決定においては重要ですけれども、それを支える経済状況を生み出せなかったことは政治の責任でもあります。 匿名さん2023/10/05 23:20
655 >>653>>612 首相はさきほど、いろいろなあいさつをされていましたが、具体策がありません。方向性として私は正しいと思いますが、その具体的な弾込めをどうしていけるのか。今月末に対策をまとめるということをおっしゃっていましたが、その対策をより具体的でまともなものにしてもらうためにも、われわれとしても、早ければ今週、経済対策をまとめて、これを首相にも政府にも提言していきたい、そう思っています。 ポイントは2つです。 今、全国を回ると「大企業はいいけども、中小企業では賃金なんてなかなか上げられないんだよ」という声は聞きます。持続的な賃上げ、その流れを中小企業、小規模事業者、そして非正規の方々にも広げていけるかどうかはこれからが勝負だと思っています。 中小の経営者の皆さんもおっしゃっている。「これだけガソリン代が高い、電気代が高いと、うちの従業員頑張ってるけど、なかなか原資もないんだ」と。であれば、さらにガソリン代を引き下げる。電気代を引き下げる。ここは政策の出番だと思っています。 匿名さん2023/10/06 12:03
656 >>653>>612 もう一段のエネルギー高騰対策をやって、来年度、4%前後の継続的な名目賃金上昇率が実現できるように、われわれ政治としてもしっかりとした下支えを経済の側面から行っていきたいと思っています。 もう一つは、さきほど首相がおっしゃった「年収の壁」の問題を解決しないと、せっかく賃上げしたのに所得が増えないという問題がある。 加えて問題なのは、いわゆる「ブラケット・クリープ」です。 何かというと、皆さんの賃金が上がって所得が上がると、だいたい日本も含めてどの国も累進課税になってますから、これまで非課税だった人が5%の最低税率が所得税でかかるようになる。より高い所得税の税率がかかるゾーンに移行していきます。これある意味いいことなんですが、その結果、賃金や所得の上昇率以上に、所得税、とりわけ源泉所得税の増加率が高くなって、国はウハウハです。ただ、せっかく賃金が上がったのに手取りが増えない、その豊かさを実感できないということが、日本のみならず世界で起きています。 匿名さん2023/10/06 12:17
657 >>653>>612 賃上げの実現に合わせて、賃上げの実感を働く人や生活者が感じていただけるような減税。とりわけ所得税の減税を今こそやるべきだと思います。そのことが消費を下支えして、またそれが新たな企業にとっては売り上げを生み出し、また次なる賃金やボーナスのアップにつながっていく。まさに持続的な賃上げにつながる大きな後押しにもなると思っています。 こうしたガソリンをはじめとしたエネルギー価格を引き下げる対策、そして、所得税を中心とした家計の減税。こういったものをまとめたパッケージを、ぜひすみやかに政府にも提言をしていき、この賃上げの流れを確実にするために頑張ってまいりたいと思っております。 これからも連合の皆さんとしっかりと力を合わせ、心を合わせて取り組んでまいりたいと思っておりますので、引き続きのご指導ご鞭撻、たまわりますことをお願い申し上げまして、定期大会にあたっての激励と団結のあいさつに代えたいと思います。 匿名さん2023/10/06 15:33